キャプテン・フォール 感想 (ネタバレあり)
豪華客船の体裁で、実は船内で勃起薬を製造したり、ゴリラの手の灰皿をつくったり、人身売買をしたりと悪虐非道を尽くしているが、それを何も知らない船長に責任を全部押し付けているワルそう(でいてややマヌケな)な悪の組織だったが、件の船長がパクられてしまい、代わりになる船長を探しましょうと
なるべく船長はマヌケな方がいいので、リストの一番下からくれ、ってことでフォール家で散々いびられてきたジョナサンが駆り出されて....という
とにかく出てくる人物がひたすらマヌケなので、話の展開がどうでもよくなっちゃうタイプのようにみえるが、なんだかんだでリズとペドロが引っ張ってくれるのでギリギリ興味を持続できる
事件を他の署員にいびられながら捜査している警官(シリーズ中でクビになるけど)からしてマヌケだし「コンピュータに詳しい情報提供者がいるんだ」つって Google 画像検索しかできないデブに情報提供を求めたりとひたすらナンセンスというかなんというか.....ダークなギャグが続く感じ
雇い主のタイラント様も抜けてるし、取引先の一行も抜けてる、新入りのニコも抜けてる中でひたすらリズとペドロのイージーモードのメタルギアがうまくいくことを祈り続けるシリーズ 最終的にどう決着するのかな~?とおもっていると、まさかの諸事情あってシャーロック・ホームズの出で立ちのクビになった刑事とジョナサンがバッタリ鉢合わせるところで終わってしまった 一応確認してみると全20話で、2スプリットでやるんだそうだ
とんでもねえクリフハンガー.....といってもこのシリーズは全体的に緊張感がないのでちゃんとクリフなのかは謎だが とにかくジョナサンの死んだ表情が印象的だが、超未熟児として排出され、屋敷の召使いによって密かに育てられたという生い立ちや、フォール家の常軌を逸した DV 一家っぷりが明らかになるにつれ、リズ同様なんとも言えない気持ちになるのであった.... ペドロがうっかりバイオレントな一面をみせるのは一度だけだけど、リズは繰り返しバイオレンスシーンがかかるのだが、果たしてベタ惚れのジョナサンがなんらか改心させることができるのか、それともトラウマを植え付けられるのか....